投資家情報
ブラックダイヤモンド社において冒険の先頭に立つことは新しいことではありません。クライミング、バックカントリースキー、山への挑戦、ビジネスの拡大といった行為の限界を押し上げることは、リスクを伴い、大胆な行動とそれを支える激務が必要ですが、私たちにとってそれらは心地よい行為であります。私たちのルーツは54年前のシュイナード・イクイップメント(1957-1989)にまで遡ります。その後ピーター・メトカーフと社員達が1989年に設立したブラックダイヤモンドになってから21年間、常に二桁の成長を続け、この度株式公開企業となりました。
2010年5月に株式公開企業になったときのピーター・メトカーフ(社長/CEO、共同創設者)からのメッセージをこのページの後半に収めました。
私たちの旅が始まってからたくさんのことが変わりましたが、もし私たちが関わっているこのスポーツやビジネスへのアプローチに対して、リーダシップや順応性や大胆さを持っていなかったら、今このポジションにはいなかったことでしょう。前進することによって、継続的なチャレンジのためにより多くの変化と機会を予測でき、その結果としてクライミング、スキー、アクティブマウンテン/キャニオンスポーツに貢献する大きなビジネスを構築することができました。それと同時に、ユーザー、友人達、取引先といった私たちにとって重要な人々の強固なコミュニティにも貢献することができました。
そして今、株式公開企業となったことで皆さんは株主として、この旅のためにより重要な役割を担うことにもなりました。
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親愛なるブラックダイヤモンド社員、友人、そして関係者の皆さんへ
今日はブラックダイヤモンドにとって画期的な日です。この会社を設立したとき、私たちがこよなく愛するこのスポーツをより楽しく安全にするための製品を作ることを欲しました。それ以上に、クライマーやオフピステスキーヤーのライフスタイルと価値観に重きをおく会社を作ることを欲しました。理想には到達していないかもしれませんが、私たちはこれまでに成し遂げてきた事と、作り上げてきたスタイルを誇りに思っています。そして真に独創的でグローバルな会社を築いたことに対し、私は今この場をお借りして、共に歩んできた社員の皆さん、友人達、取引先、そしてユーザーの皆さんに心から感謝の意を表したいと思います。
本物という言葉はひんぱんに用いられます。その言葉が真に意味する何かのために、ブラックダイヤモンドで行っていること、それは私たちが行っているスポーツに熱中し、仕事で培った経験を反映させ息を吹き込むことです。私たちはクライミングの時と同じ姿勢でビジネスにもアプローチします。ご承知の通りクライミングにもビジネスにもミスをする可能性がないとはいえません。私たちがクライミングをするとき、注意深く判断し、チームとして行動し、目的を持って行動し、リスクを現実的に見積もり、危険から確実に身を守ろうとします。同時に、目標をとらえて離さず、時として勇敢にアグレッシブに行動して前進します。私たちはビジネスでも同じアプローチを採用することで危険を回避しています。
今日、私たちは頂上に向かう新しいルートを見い出しました。私はここに心からの喜びとともに皆さんに次のことをお知らせします。ブラックダイヤモンドはクララス社と一緒に業務を行うことを決定し、同時に株式公開企業となり、そしてグレゴリー社とブラックダイヤモンド社の業務提携も開始することにしました。皆さんもご承知の通りグレゴリーは偉大なブランドであり大きなビジネスです。ブラックダイヤモンドに残った役員達と私はこれまで通りの役割を果たす一方で、株式公開企業としてビジネスを成長させるために新たな挑戦をし、責任を果たす必要があります。30年近くにわたり私はこの会社の成長を引っ張り、シュイナード・イクイップメント時代年間売り上げ100万ドル以下だったビジネスは、年間二桁成長を続けることで直近12ヶ月の売り上げは9200万ドルを上回るまでになりました。2010年秋の売り上げも二桁代の伸びを見込んでいます。この30年近く続けてきたことが、優秀で尊敬に値する安定成長企業を作ることにつながったのです。今年の2010年、資本構成と経営的バックアップ、とりわけ私自身のこと以外は全ての事柄の最適化が達成されました。今回の取引によりグローバルで安定成長可能な企業になるためのパーツが埋め込まれつつあります。これは大変エキサイティングなことです。
クララスコーポレーションは実業を行っていない株式公開企業ですが、強い財務基盤を持っています。彼らは長い間優れたビジネスパートナーを探していました。クララスと当社はお互いにビジネスを行うに相応しい相手として合意に達しました。契約が成立するこの6月には、クララスコーポレーションはブラックダイヤモンドイクイップメントと社名を変更します。クララスの経営者でグレゴリー社のオーナーであるWarren KandersとRob Shillerは私たちに対し、経営指導と財務サポートを提供することになります。彼らのこれまでの業績は大変素晴らしいものです。最近の業績として、アーマーホールディングス社という個人の安全確保・防護用具を広範囲に製造する会社を設立経営したことが挙げられます。
変わらないことは何でしょうか? それは私たちの仕事への関わり方とビジョン、価値観、そして私たちを触発するスポーツやコミュニティーをサポートするための努力です。この情熱は私たちがどこにいようとも、クライマーやスキーヤーの仲間達と私たちとの間で交わされる共通言語なのです。私たちの前に開かれたこの新しいルートを、企業の成長のためだけではなく、ユーザーの皆さんと私たちとの結びつきを深めるための共同努力の道としたいと思います。
長年この会社にいた人はご承知の通り、今回のような大きな変化を経験することと、それについて話すことは初めてではありません。1989年11月、私たちは皆の未来について、そして私たちのスポーツ、ライフスタイル、カルチャーの本質によって突き動かされるビジネスモデルについて話し合いました。それから20年の歳月が、そのときのビジョンと私たちの関わり方を証明してくれたと思っています。クリーンで未だ試みられていないラインを心待ちにすることで、BDはこれまで以上に私たちのビジョンに関わって行くことができます。未来こそが決定者であり、今ここで話していることは今だけのことです。「昨日ここにいれば良かった」ではなく「明日はここにいるべきだ」という気持ちを持って下さい。ジャッジは未来に委ねましょう。
ピーター・メトカーフ
最高経営責任者/社長、共同創業者
Japan / Japanese 



